チバニアンって、すごいらしい! ─ そう聞いて行ってみたけど、そこにあったのは地味な崖。「で……、何がすごいの?」と思った人も多いんじゃないでしょうか。
ビジターセンターの展示を見たり、ガイドツアーで説明を聞いても意味不明。しかも、なんか名前もクソダサいし…。
正直「もう一度来るか?」と聞かれたら、即答で「は?二度と行くわけ…」なんてモヤモヤしてません? その気持ち、わかります(笑)
そこで今回は、私が現地でガイドツアーに参加して見聞きした内容をもとに、「チバニアンは何がすごいのか?」を、できるだけシンプルに紹介して、モヤの半分くらいは解消してみようと思います。
チバニアンは何がすごいのか

チバニアンのすごさを一言でいうと、千葉県の名前が、世界中で使われる「地球の時代の名前」になったことです。
チバニアンって、「あの地味な崖の名前」だと思っちゃいますよね。でも実は違います。チバニアンは、約77万4千年前から約12万9千年前までを表す、「地球の時代の名前」。
地球の歴史にも、日本史でいう縄文時代や江戸時代のように、時代の区分があるんです。そして、新しい時代を決めるには、「ここからが新しい時代ですよ」という世界共通の基準が必要です。

世界中の研究者が調査した結果、その時代の境目を最もはっきり示していたのが、千葉県市原市にあるこの地層でした。
だから、この場所が世界共通の基準として採用され、その地名にちなんで新しい時代は「チバニアン」と名付けられたというわけ。


なので、Xで「チバニアンなう〜」ってポストすると、太古の昔にタイムスリップしたことになっちゃうので注意です。
ちなみに、地名がそのまま時代の名前になった例は、恐竜で有名な「ジュラ紀」や宮殿で有名な(?)「カンブリア紀」も同じ。
だから、チバニアンを見て「ただの崖じゃん」と思うことは…、ごく普通の感想です。
地磁気逆転は地球がひっくり返ること?



チバニアンについて調べたり、現地で説明を聞いたりすると、必ずと言っていいほど出てくるのが「地磁気逆転」という言葉。
名前だけ聞くと、地球が逆さまになったり、北極と南極が入れ替わったりするような大事件を想像しちゃいがちですが…実際はそういう話ではありません。
これは、地球が持つ「磁石の向き」が入れ替わる現象のことを指すようです。あー、なんか頭痛くなってきた読者さんは読み飛ばしても大丈夫ですよ!こんなの「バチクソどーでもいい話」なので。

まあでも、ちょっとだけ続けますね。ちなみに、この現象は地球の長い歴史の中で何度も起きてきたと考えられていて、最後に確認されたのが約77万4千年前。
そして次にいつ起きるのか、起きたらどうなるのかは、実はまだよく分かってません。つまり正直なところ、私たち一般人が理解する必要はなく、こういうことは学者だけでやってろって話です。


一般人は、チバニアンよりイタリアンの方が気になりますからね。あ、サイゼリヤって千葉県発祥なの、知ってました?
まあ、寿命が70万年延びるなら話は別ですが…、仮にそうだとしても、面倒なので69万年後になったらもう一度調べましょっか。
ってことで、もうチバニアンのことなんか忘れて、ミラノ風ドリアでも食いに行きましょ(笑)
「何がすごいの?」と思った人は多分正常


と…、ここまでチバニアンをボロクソ言ってきましたが、実はこのガイドツアー、私は普通に楽しんじゃいました。というのも私、何を隠そう地形マニア。
河岸段丘とか地層とか、そういうのを見るとウキウキしちゃうタイプ。つまり、イタリアンよりチバニアンが好きな、一般人ではない変態です(笑)




なので、真夏の炎天下に汗だくになりながら急坂を下り、帰りはその坂をまた登るという、なかなかハードなコースでも「いやー、面白かった!」と大満足。
でも、これが一般人だったら話は別。あの坂を頑張って歩いて、目の前にあるのが「ただの崖」だったら、「何しに来たんだ?」と思うのが普通でしょう。




だから、「何がすごいの?」と思った人は、多分正常です。
ちなみに、ビジターセンターでは周辺の見どころとして「永昌寺トンネル」という手掘りのトンネルも紹介されました。

「超気になる!!」と思った私は、ツアー開始まで時間があったので、ルンルン気分で見に行くことに。実際に歩いてみると、本当に昔ながらの手掘りトンネルで、ちょっとした探検気分。
そして、そのトンネルを抜けた先では、まさかの出来事が…待っていました。その時の様子は動画にも撮ってあります。気晴らしにでも…、再生してみてください。









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