さきたま古墳公園へ行くことになったとき、「せっかくだから、お昼はどこか美味しいお店で食べたいな」と思う人も多いんじゃないでしょうか。
行田名物といえば、なんと言ってもゼリーフライ。でも、ゼリーフライだけだと…ちょっと物足りないですよね。
もちろん名物はしっかり押さえたいけど、美味しいランチも楽しみたい。そんなふうに考えて検索した人も多いはず。私もそんなことを思いながら現地を訪れ、何軒かのお店へ立ち寄ってみました。
この記事では、さきたま古墳公園や行田の街を、「メシ付き」で満喫するための方法をご紹介します。
さきたま古墳で楽しむ「ぬ活」とは

まず、「ぬ活ってなんだよ?」って話ですが…、「サ活」は聞いたことありますよね?サウナで汗を流し、水風呂や外気浴で「ととのう」という…あれです。
でも、私がおすすめしたいのは「ぬ活」。沼の周囲を歩いて汗を流し、冷たい水を飲んで体を冷やす。そして泥の匂いやガッガの鳴き声など、沼ならではの自然を眺めて「ととのう」というもの。
最後は、その土地ならではの「沼メシ」を味わう、これが「ぬ活」です。

……でも、読者全員が思ったはず。「さきたま古墳公園は沼じゃねえだろ」と…。はい、その通りです(笑)。でも、行田はかつて忍城の水攻めで、一帯を巨大な沼にされた歴史があります。
というわけで、ここは今でも沼と縁の深い土地…。まあ、細かいことは気にせず、たくさん歩いて汗を流し、美味いものを食えば、それはもう「ぬ活」。
実際、さきたま古墳公園は敷地が広く、古墳に登るだけでも体力を使います。ちなみに、私のベスト冷水スポットは丸墓山古墳の頂上。




石田三成になった気分で冷水を飲み、忍城に向かって「決壊させよぉぉぉ〜!!!」と叫びましょう。ただし、人がいない時にね。普通に変人だと思われます。
それでは、お待ちかねの沼メシです。次の章からは、さきたま古墳公園で「ぬ活」を楽しみながら立ち寄りたい、おすすめのお店を紹介していきます。
さきたま古墳「ぬ活」のおすすめ沼メシ
さんぽ道|定食屋




まずは、さきたま古墳公園内にある「行田市はにわの館」から古墳通りを渡ってすぐ、徒歩1分ほどの場所にある「さんぽ道」。公園駐車場からもアクセスしやすい一軒家レストランです。
靴を脱いで上がる店内は木の温もりが感じられ、歩き回ったあとにゆっくり休憩できます。
私が注文したのは、一番人気の「さんぽ道セット」。ざるうどんまたはそばに、天ぷら、ゼリーフライ、小鉢3品が付いた満足度の高いセットです。




埼玉へ来たら、ぜひ食べてほしいのが実は「うどん」。まずは何も付けずに一口食べてみてください。「あ…うまい」と思えるくらい、小麦の風味がしっかり感じられます。
つゆを付けると喉越しもよく、生姜や胡麻を加えると風味が変わるので最後まで飽きません。天ぷらは衣がサクッと軽く、ナスはとろっとジューシー。






小鉢まで全て丁寧に作られていて、「セットだから」と手を抜いている感じがないのもうれしいところ。そして、行田へ来たらやっぱりゼリーフライ。
初めて食べる人は少し不思議な味に戸惑うかもしれません。




でも、食べ物が今ほど豊富ではなかった時代に生まれた郷土料理だと思うと、歴史まで味わっているような気分が感じられます。古墳を巡って、行田名物を味わう。
このセットは、そんな楽しみ方にぴったりです。
- さんぽ道
- 住所:行田市埼玉5198-4
電話:048-559-1995
種類:定食屋
予算:1,000〜2,000円/1人あたり
らーめん でん|ラーメン屋

ゼリーフライやうどんもいいけど、「今日はラーメンが食べたい!」という人におすすめしたいのが、行田市駅から徒歩5分ほどの場所にある「らーめん でん」。
14時までランチセットがあり、天津飯やチャーハンなどのご飯ものにラーメンが付いて税込1,100円と、満足度の高い内容です。
店内はカウンター席、テーブル席、小上がりがあり、一人でも家族でも利用しやすい雰囲気。店主さんは見た目こそ少し強面ですが、とても気さくで接客も丁寧なので、初めてでも安心して入れます。

そして驚いたのが料理の提供スピード。「ラーメンセットでお願いします」と注文すると、体感1分ほどでラーメンが到着。
写真を撮ってスープを一口すすった頃にはチャーハンも運ばれてきて、「立ち食いそばかよ!」と思うくらいの速さでした。
ラーメンは醤油を強く主張しない、ほんのり塩味を感じる優しいスープ。熱々で、わかめの旨みもよく出ています。

麺はとんこつラーメンより細いんじゃないかと思うほどの極細麺で、スープとの相性が抜群。
チャーハンはパラパラ系としっとり系の中間くらいで、ラーメンと一緒に食べるとどんどん箸が進みます。
行田といえばゼリーフライや埼玉名物のうどんが有名ですが、個人的にはこのラーメンもぜひ食べてほしい。私は次に来ても、たぶんまた寄ると思います。
- らーめん でん
- 住所:行田市中央15-19
電話:048-552-0866
種類:ラーメン屋
予算:1,000〜2,000円/1人あたり
ピッツェリア馬車道 行田店|イタリア料理店

「今日はとにかくズーチーが食いたい!」という人におすすめなのが、ピッツェリア馬車道 行田店。
ここはピザ食べ放題を楽しめるお店なんですが、よくある「自分で取りに行く」スタイルじゃありません。ザーピーが焼きあがるたびに、店員さんがテーブルまで運んできてくれるんです。
「○○ピザはいかがですか?」こんな感じで次から次へと焼きたてが運ばれてくるので、「じゃあ一枚ください」と言っているうちに、気付けばテーブルの上はピザ祭り。
しかも、「もうお腹いっぱいです」という意思表示をするまで、本当にどんどん持ってきてくれます。これ…貧乏症にはマジ危険(笑)。
しかも毎回新種のピザを繰り出してくるから…、「いえ、結構です」とは言えません!結局、家族みんなで「もう無理!」って言うくらい食べ続けました。
帰りは車だったんですが、お腹が張り裂けそうだし、シートベルトが腹に食い込んでくるし、本当にきつかった。翌朝体重を量ったら、見事に1kg増えてました…。
「ぬ活」という意味では、ちょっと食べ過ぎだったかもしれませんが、でもそれだけ満足度が高かったということ。
古墳を歩いてしっかり汗を流したあと、「今日は思いっきり食べるぞ!」という日には、おすすめできるお店です。ま、ダ〜イエットは明日から〜♪ってことで。
- ピッツェリア馬車道 行田店(公式HP)
- 住所:行田市行田23-120-1
種類:イタリア料理店
電話:048-555-6011
予算:1〜1,000円/1人あたり
さきたま古墳「ぬ活」の沼スイーツ
観光物産館さきたまテラス|土産物店



観光物産館さきたまテラスは、さきたま古墳公園内に2023年4月にオープンした、地元の物産品や古墳グッズ、埴輪のレプリカなどが購入できるお店です。
特に埴輪をモチーフにしたかわいい雑貨やお菓子が人気で、古墳観光のお土産にもぴったり。
ちなみに、このお店にはカフェも併設されていて、行田餃子バーガー(ダジャレかいっ!)や、行田古代米カレーといったユニークなメニューを楽しむことができます。





なので、散策中にひと息つく場所としてもピッタリです。またテラス席も用意されているので、天気のいい日は外でのんびりと、古墳の風を感じるなんてことが可能かも。
そして、ここでぜひ食べてほしいのが「わたぼくソフトクリーム」。
埼玉県の給食でもおなじみの(知らんけど)「わたぼく」ブランドのソフトクリームで、牛乳、コーヒー、ミックス、アフォガードの4種類がラインナップ。



一口食べると、濃厚な牛乳の香りとクリーミーな食感が口いっぱいに広がります。
ミルクの新鮮な味わいがダイレクトに感じられて、まるで牧場で乳牛をチューチューしてるかのような味わいです。……冗談ですよ?
さきたま古墳群を散策したあとの休憩に、ぴったりの沼スイーツだと思います。
- 観光物産館さきたまテラス(公式HP)
- 住所:行田市佐間1503-1
電話:048-501-7407
種類:土産物店
予算:1〜1,000円/1人あたり
かねつき堂|郷土料理店

行田へ来たら、やっぱり「ゼリーフライ」は食べておきたいですよね。街には「ゼリーフライ」や「フライ」のお店がたくさんありますが、せっかくなら専門店で味わいたいもの。
その中でも特におすすめなのが、忍城の近くにある「かねつき堂」です。私たちは忍城駐車場に車を停め、そこから歩いて向かいましたが、5分もかからない距離でした。
お店の鐘は「忍城の鐘楼」を移築したものだそうで、雰囲気が最高です。ここは先に会計を済ませてから席に着くスタイルで、懐かしい空気の中で食事を楽しめます。




さて、肝心のゼリーフライですが、正直に言うと…コロッケの方が美味いし、フライもお好み焼きの方が美味いと思います。これ、私個人の感想ですからね?
まあでも、それがいいんですよね。食べ物が今ほど豊富ではなかった時代に、行田の人たちが工夫して生み出した料理なんだと思うと、その時代まで味わえる体験が…、まさにプライスレス!
ゼリーフライがスイーツなのか?は悩みましたが…、行田を紹介する以上、ここは外せません。まあ、カレーを「飲み物」だと思ってる人がいるんだから…、なんでもアリかなと。
- かねつき堂
- 住所:行田市本丸13-13
種類:ゼリーフライ・フライ
電話:048-556-7811
予算:1〜1,000円/1人あたり
ブルーシール 熊谷|アイスクリーム店

「行田じゃないじゃん!」というツッコミは、まあその通りです(笑)。ここは熊谷にあるブルーシール。
でも、このお店は国道17号沿いにあり、さきたま古墳公園からは車で20分ほどの距離なので、車ならサッと立ち寄りやすい好立地。
腹パンになるまでピザを食べたり、一日たっぷり遊んだあとって、「もうちょい遊んでから帰りたいなあ…」って気分になりません?

でも、夜の行田は早めに閉まるお店も多いし、帰路の高速道路に乗ってしまうと、SA巡りしながら自宅に向かう「いつものパターン」に陥ります。
そんなときにちょうどいいのが、このブルーシール熊谷。営業は20時までなので、帰り道にも立ち寄りやすいのがうれしいところ。
味はご存じの通り「安定のブルーシール」で、それ以上でも、それ以下でもありませんが…、このお店の面白いところは、敷地内に砂浜みたいな撮影スポットがあることです。

なので、ちょっとだけ沖縄気分で記念写真が撮れちゃいます。もう…埼玉県民の「海への異常な憧れ」みたいなのが感じられて、地味に笑いが止まらない。
でもこういう遊び心、旅の最後にはありがたい。帰り道にちょっと寄って、アイスを食べながら「ダ埼玉できる」、ナイスなお店だと思います。
- ブルーシール 熊谷(公式HP)
- 住所:熊谷市上之3988-7
種類:アイスクリーム店
電話:048-577-6444
予算:1〜1,000円/1人あたり








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