ChatGPTに悩み相談するのは危険?:AIに「人生の決断」をさせると沼にハマる

ChatGPTに悩み相談するのは危険?:AIに「人生の決断」をさせると沼にハマる 沼NEWS

ChatGPTに「悩み相談」するのは危険なのか。最近、そんなことが気になって検索した人も多いのではないでしょうか。普段からAIを使っていて、仕事や人間関係の悩み事も相談してる。

でも、阿部監督をめぐるニュースを見たり、AIに「転職した方がいい」と背中を押されたりすると、「これって信じて大丈夫なの?」と不安になることがあります。

私は普段からかなりAIを使う側ですし、悩み事は真っ先にChatGPTに聞いてます。だから、AIを使うなとは言いません。ただその使い方、特に「悩み相談」だけは…少し話が違うんじゃないか。

この記事では、AIに関する違和感について、正直に書いてみようと思います。

ChatGPTに悩み相談するのは危険なのか

私はAIをかなり使うが悩み相談だけは話が違う

私はAIをかなり使うが悩み相談だけは話が違う

結論から言うと、私はAIに悩み相談をするのは「少し危険」だと思ってます。ただ誤解してほしくないのは、AIを使うこと自体を否定したいわけではないということ。

私は普段からかなりAIを使ってますし、仕事でも日常でも、なくてはならない道具になっています。なので、悩み事があれば、たぶん私も真っ先にChatGPTに相談するでしょう。

でも、それと「AIの回答を人生の判断にそのまま使う」というのは、少し違う気がしています。

料理のレシピを聞いたり、文章を考えてもらったりするのとは違って、悩み相談はその先に転職や絶縁、離婚みたいな「大きな決断」につながることがある。

私が危険だと思ってるのは、AIそのものではありません。人生のハンドルをAIに預けてしまうこと。その点だけは、ちょっと立ち止まって考えた方がいいんじゃないかな、と思ってます。

危険なのはAIに人生の決断を委ねてしまうこと

危険なのはAIに人生の決断を委ねてしまうこと

「今日の晩ごはんは何にしよう」とか、「カレーにもう一品足すなら何がいい?」とか、その程度の話なら…AIの回答を鵜呑みにしても、大きな問題にはなりません。

仮に外したって、「おい、チャッピー!不味かったぞ!」で終わる話です。でも、悩み相談になると…そのレベルではすまないはず。転職するか、耐えるのか。長年付き合った友人と縁を切るか、別れるか。

「一つの選択」で人生が大きく変わってしまうことがある、それが「悩み相談」への回答です。

もちろん最終的に決めるのは自分ですが、「AIがそう言ったから」という理由で極端な判断をしてしまうのは、やっぱり危ない気がします。

AIは便利ですし、情報を整理したり考えをまとめたりするのは得意です。

でも、その決断をした後の人生まで一緒に背負ってくれるかというと…、NOです。だから私は、人生を大きく動かすような場面では、AIにハンドルを預けてはいけないと思ってます。

私がAIは悩み相談に向いていないと思う理由

AIは悩みを「問題」として解決しようとする

AIは悩みを「問題」として解決しようとする

AIは、基本的に「問題を解決するための仕組み」です。質問されたら、その内容に対して一番「それっぽい回答」を返そうとする。

これはレシピを聞いたり、文章を作ったりするなら、とても便利な能力です。でも、人間の悩みは本当に「解決」してほしいものばかり…ですかね?

実際には、誰かに話を聞いてほしかったり、「大変だったね」と共感してほしかったり、ただ自分の気持ちを整理したいだけだったりすることも多いはず。

しかも相談してる本人ですら、自分が何を求めてるのか、うまく言葉にできてないこともあったりする。

そんな状態でAIに「悩み」を投げてしまうと、AIは与えられた情報だけをもとに、ガチガチに「問題解決」しにきます。でも、相談してる側は解決策じゃなくて、別のことを求めてるのかもしれない。

AIは「ちゃんとした情報」を与えれば「より良い回答」を返しますが、悩んでる人がそれを渡せるとは限らない。だって、今まさに悩んでるんだから。

人間の悩みはチャットだけでは伝えきれない

人間の悩みはチャットだけでは伝えきれない

人間の悩み、これをチャットで伝えきるのは…、私は無理だと思ってます。だって自分が生まれてから今日まで、そしてこれからのことを、すべてAIに伝えるなんて…できません。

家族との関係、職場での立場、友人との距離、その時の気持ち。そういった情報は、本当はすごくたくさんあるはずです。でもAIが受け取れるのは、基本的には人間が入力したテキスト情報だけ。

一方、人間は誰かに相談された時、話の内容だけを聞いてるわけじゃありません。声が震えてたり、少し言葉に詰まったり、妙に元気がなかったり。

そういった「言葉にならない情報」も含めて、相手を見ています。だから、「話の内容以上につらそうだな」と感じることもあるはずです。でもAIは、入力されていない情報は分かりません。

これはAIが悪いという話ではなく、そもそも人間の悩みというものが、チャットで全部伝えられるほど単純なものではないと、私は思っています。

AIは長い時間軸の中で生きる人間を理解できない

AIは長い時間軸の中で生きる人間を理解できない

人間の悩みは、その場限りの話じゃないことが多いはず。家族との関係、仕事、人間関係、子育て、お金の問題などなど。どれも何年、何十年と続いていく時間軸の中にあるはずです。

もちろんAIは、与えられた情報をもとに、その瞬間で「一番それっぽい回答」を返してくれます。

でも、その結果として転職したり、誰かと絶縁した後の人生まで、一緒に背負ってくれるわけじゃない。人生は、その相談が終わった先もずっと続きます。

でもAIができるのは、「今この瞬間」の情報を元に回答して、目先の問題を解決することだけ。だから私は、AIは「悩み相談」が苦手なんじゃないかと思ってます。

情報を整理したり、考えをまとめたりするのは得意。でも「長い時間軸」の中で生きてる人間の、人生そのものを理解して答えを出すことまでは、AIにはまだ難しいんじゃないでしょうか。

人間とAIはどう付き合っていくべきなのか

AIの答えは人間と同じように疑っていい

AIの答えは人間と同じように疑っていい

でも私は、「AIじゃなくて人間に相談すべきだ!」と言う気は、まったくありません。相手がAIだろうが人間だろうが、これは相談する側の「センスの問題」だと思ってます。

だって、人間でも間違えるし、知ったかぶりをしたり、適当に答えたりする。だから私たちは、親や友人、同僚に相談した時も、「本当にそうかな?」と一度考えるべきです。

でもそれは、AIが相手でも同じこと。AIだから絶対に正しい、間違えない、そんなことはありません。所詮は人工知能。人間よりおバカです。

ちなみに、トラブルの多くは、基本的に「認識の齟齬」が原因で発生します。だからAIが言ったことも「何か違和感はないかな?」と一度立ち止まって、ちゃんと自分の頭で考える。

「AIはおバカ」と言いましたが、AIを「顎で使う」側の人間でいた方が、この先の時代、AIとうまく付き合っていけるんじゃないかな、と思ってます。

 

AIは人生を決める相手ではなく壁打ち相手として使う

AIは人生を決める相手ではなく壁打ち相手として使う

ここまで書いてきたように、私はAIに悩み相談すること自体を否定したいわけじゃありません。

むしろ論点を整理したり、自分の考えを言葉にしたり、情報を集めたりする道具としては、本当に便利だと思ってます。

なので、誰かに相談する前に「AI相手に頭の中を整理する」という使い方なら、十分アリでしょう。ただ、その先が大事。

人生を左右するような判断は、自分と同じ時間軸を生きてる人と一緒に考えるべきです。AIは情報を整理してくれても、その決断の結果を一緒に背負ってはくれません。

それでも、AIの言うことは正しいんだ!と思ってる人。たとえば、GoogleのGeminiに「ChatGPTとは絶縁すべきです」って言われたら、「いやいや、何言ってんのお前?」って思うはず。

それと同じです笑。AIの回答は参考にはなるけど…最後に決めるのは自分自身だと、私は思ってます。

 

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