「そうだ 京都、行こう。」そんなふうに思い立って、日帰りで京都へ行きたくなること、ありませんか?でも、「日帰りなんてもったいないよ!」と言われると、なんとなく不安になっちゃいますよね。
ただ、「もったいない」と感じるかどうかは…人それぞれ。だからこの記事では、「日帰り京都がもったいないのか?」についての結論は出しません。
ちなみに今回、私も京都を日帰りで巡ってきました。
その一日を包み隠さず紹介するので、私のしょーもない日帰り京都を見て、「もったいない」と思うのか、「アリだね」と思うのか。ぜひ、読みながら考えてみてください。
大阪から奈良・滋賀・京都を巡る一日



今回、実は家族旅行で大阪へ来たんです。東京から1泊2日で。日帰り京都とか言いながら、1泊してるじゃんって話なんですが…、目的はUSJ。なので、ホテルもユニバーサルシティ駅前です。
ただ、私はバチクソ高くて騒がしいだけのUSJに入る気なんて1ミリもありません。そんなわけで、妻と小娘は2日間たっぷりUSJを満喫したようですが、私は好き勝手に関西を歩き回ることにしました。




初日は和歌山方面をブラブラして、2日目は朝8時30分にホテルをチェックアウト。夜20時の新幹線で東京へ戻るまでが勝負です。
事前に考えたルートは、奈良で鹿を見て、琵琶湖に10秒だけ寄って(!?)、京都鉄道博物館へ向かい、最後は小娘に頼まれた香里園のケーキ屋でお土産を買って新大阪へ戻るというもの。
ちなみに、奈良公園が10時着の予定ですが、これは東京駅を朝7時に出発する新幹線でも同じなので、日帰り京都の検証ルートとして、しっかり成立してると思います。

時間も細かく計算して、「これなら全部回れる!」と自信満々で出発しました。でも、この日の旅は予定どおり進んだから面白かったわけじゃありません。
奈良を予定より早く切り上げて、その時間で寄り道を決めたり、その寄り道が楽しすぎて別の予定を諦めたりと…。思いつくままに巡った結果、考えていた旅とはまるで違う一日になりました。
今回は、そんな行き当たりばったりの日帰り京都を、そのまま振り返ってみようと思います。
私が実際にやってみた京都日帰りの一日
奈良:外国人観光客と鹿のバトルを見学

まず、最初の目的地は奈良。ちなみに、寺でも大仏でもありません。私が見たかったのは、外国人観光客が鹿に絡まれる姿(笑)。
以前、アメリカ人の知人が「京都じゃなくて奈良へ行きたい!」と話していて、「なんで奈良なの?」と気になったんです。
そんなわけで、今回は修学旅行以来の奈良へ向かいました。私は初めて近鉄奈良線に乗りましたが、この電車…山肌を登る際に大阪平野が一望できて、まさに絶景トレイン。
私はドアの窓にスマホを擦り付けて、動画を撮るほど大興奮。でも、周りのお客さんたちはシーン…。まあ、毎日見てりゃあ…、そうでしょうねえ。
近鉄奈良駅には、9時45分頃到着。奈良公園は駅前から広がってますが、私はあっという間に発見しましたよ。鹿に囲まれて、悶絶してる外国人観光客を。
その光景を見た瞬間、「これが見たかったんだー(笑)」と目的達成。
さ、もういいや。次行くか。「遷都♪遷都♪」というわけで、私の奈良滞在時間は25分ほど。早々に京都行きの近鉄ビスタカーへ乗り込みました。
520円とは思えない快適な車内で乗換案内を開くと、予定より45分近く前倒しになっていることが判明。「あれ、これ寄り道できるじゃん」。ここから、この旅が「思いつくまま」になっていきます。
滋賀:瀬田の唐橋で予想外のタイムロス
ちなみに、もともとは京都を突き抜けて大津駅まで向かい、琵琶湖畔の「なぎさ公園」へ行く予定だったんです。目的は、琵琶湖に「おい沼!」と悪態をついて帰ること。本当にそれだけです(笑)。
でもこの日はとにかく暑く、大津駅から琵琶湖畔まで片道1km、同じ道を行って帰ってくるのもアレですし…、なにより時間がもったいない。
ちょうど45分ほど予定が前倒しになっていたこともあり、私はビスタカーの中でルートを考え直し、そこで思いついたのが「先に『瀬田の唐橋』へ寄るプラン」。


橋なんか一瞬でチラ見して、京阪石山坂本線で琵琶湖畔へ向かえばいい。そう思ったんですが、この橋が予想以上に…キモチかった。
これは地図では分からない、まさに「唐橋を制するものは天下を制する!」と言われたほどの地形が…、キモチィィィ!!!
私は走り抜ける新幹線をバックに唐橋を撮りたくなってしまい、三脚を立てたりと…ついつい長居することに。
そんなことをしてるうちに、私はコレ(唐橋)で…琵琶湖をやめました。辞めたいひ〜との♪
……。
しかも興奮しすぎたせいで、京都方面へ戻る際に乗換駅を間違えるという失態付き。膳所(ぜぜ)?…。なんだここ、変な名前。しかも今度は、ダイヤの谷間で電車が来ない!
日帰り旅は、こういう小さなロスも地味に効いてきます。
京都:駅そばをすすり茶をしばきに行く

そんなこんなで、ようやく京都へ到着。この時すでに13時すぎ。昼メシの時間はなさそうですが…、まあいいんです。
私には京都へ来た「最大の目的」がありました。それは、昔ながらのポリ容器で…茶をしばくこと。昔、駅弁と一緒に売られていた、ティーバッグ入りのポリ容器にお湯を注いで飲む、あれです。
蓋が湯飲みになる、懐かしいやつ。今ではほとんど見かけませんが、京都鉄道博物館のカフェではいまも提供されているということで、わざわざ来たんです。


……ところが、京都駅へ着いた瞬間、ホームの駅そば屋が目に飛び込んできます。「へぇ、京都にも駅そばあるんだ」。これは気になります…。私は、吸い込まれるように店へ入ってました。
さすがに「コロッケそば」は見当たりませんが、「透き通ったつゆ」に「すべてのメニューがうどん推し」な点も、文化の違いを感じます。
ちなみに、私が注文したのは「鶏天うどん」。これが驚くほど美味くて、「関東の駅そばとはレベルが違う」と感動。
その後は炎天下を鉄博まで歩きます。本来なら最寄駅まで一駅乗ればよかったんですが、感動と混乱と満腹と勢いで歩き始めてしまったので、着いた頃にはもう汗だく。
念願だったポリ容器で茶をしばき、沼色のアイスも頂きましたが…、展示は正直、大宮の鉄博と同じじゃね?って感じで南無阿弥陀仏。
「飽きた、もういいや」と予定より30分早く切り上げ、最後の目的地へ向かうことにしました。
帰路:香里園でお土産を買って新大阪へ

最後の目的地、いや…ミッションは、うちの小娘から頼まれていたお土産を買うこと。ちなみに、小娘は2日連続USJで豪遊ぶっコイてるわけですが…。
出発前、「パパはどうせ関西をほっつき歩くんでしょ?だったら、このケーキ屋さん行ってきて」と、店の公式SNSアカウントを私にLINEしてきました。おい!イマドキか!💢
さすがにケーキは持ち帰れないので、「焼き菓子でいいからお願い!」という指令です。というわけで、私は1ミリも興味のない「何だか分からんケーキ屋」へ向かうことに。

むしろ、最後にこの店へ寄ることを前提に、この日の行程を組んだくらいです。
京阪電車で香里園駅に到着。駅前へ出ると、昼間から酔っぱらったオッチャンが地べたで奇声を上げているなど、なかなかDEEPな雰囲気です(笑)。
でも、下町最強の街「足立区」の空気に慣れてる私からすると、「なんかこの感じ、いつも通りだぁ〜」と親近感。
目的のケーキ屋で焼き菓子とグッズを購入し、無事にミッションは完了です。この用事がなければ、香里園で降りることなんて一生なかったでしょう。
そう思うと、こういう「きっかけ」も旅の面白さだと感じます。
あとは新大阪へ向かうだけ。朝から好き放題寄り道を繰り返した一日も、いよいよ終わり。19時には妻と小娘と合流し、20時の新幹線で帰ります。
京都の日帰りは本当にもったいないのか

さて、いかがだったでしょうか。ちなみに帰りは新幹線に乗る前、新大阪駅で駅弁を買いましたが、私が選んだのは、なぜか「名古屋名物の味噌カツ弁当」。
ユニバーサルシティ駅前のホテルに泊まったのに、USJには一歩も入らず、初日は和歌山、2日目は大阪→奈良→滋賀→京都→大阪と、2府2県を大ブラブラ。
鹿vs外国人観光客のバトルを観戦し、瀬田の唐橋にキモチィィィ!!!して、京都ではポリ容器の茶をしばく。小娘に頼まれた「よく分からんケーキ屋」で買い物し、最後は名古屋名物を食いながら帰宅。
今回は我ながら、クセが強すぎたと思いますが…(笑)、これが私が日帰りで楽しんだ京都です。
でも、個人的には大満足。一方、2日連続USJで豪遊ぶっコイた妻と小娘も、「なんちゃらが楽しかった〜♡」と意味不明なアトラクション名を言ったり、ずっと盛り上がってます。
だから、何が楽しいかは人それぞれ。ただ、私に「唯一の心残り」があるとすれば…、琵琶湖へ行って「おい沼!」と悪態をつけなかったこと。

そんなわけで、今回は私が実際に巡った日帰り京都を、そのまま紹介してみました。この一日を見て、「もったいない」と思うのか、「アリだね」と思うのか。
さて、皆さんなら、この一日をどう思いますか?
アリ…ですよね?……ないか(笑)








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