古利根沼へ行くことになった。おそらく目的は、バス釣りですかね? でも、湖北駅周辺に用事がある人もいるかもしれません。この辺りは大きな工場も多いので、仕事で訪れる人も多いはず。
工場周辺には町中華やロードサイドの飲食店が点在しているので、ランチに困ることはないでしょう。ただ、この記事で紹介するのは、あくまで古利根沼周辺の「沼メシ」です。
湖北駅から利根川方面へ向かうと現れるのが、利根川の旧流路がそのまま残った三日月湖である「古利根沼」。ここは自然豊かな場所ですが、その一方で沼周辺には飲食店がほとんどありません。
この記事では、古利根沼での冒険を「メシ付き」で満喫する方法をご紹介します。
古利根沼で楽しむ「ぬ活」とは
古利根沼の「ぬ活」で注意したいこと

まず、「ぬ活ってなんだよ?」って話ですが…、「サ活」は聞いたことありますよね? サウナで汗を流し、水風呂や外気浴で「ととのう」という…あれです。
でも、私がおすすめしたいのは「ぬ活」。沼の周囲を歩いて汗を流し、冷たい水を飲んで体を冷やす。そして泥の匂いやガッガの鳴き声など、沼ならではの自然を眺めて「ととのう」というもの。
最後は、その土地ならではの「沼メシ」を味わう、これが「ぬ活」です。


今回ご紹介する古利根沼は、「ぬ活」スポットの中でも、かなり冒険感を味わえる都市型の沼ですが、駅からのアクセスも良く、一周しても約5kmほどなので、初心者でも気軽に楽しめます。
ただ、古利根沼で「ぬ活」を楽しむときは、沼メシには注意が必要。
なぜかというと、湖北駅周辺は飲食店が多く、食事には困りません。でも、「ぬ活」という視点で見ると…、イマイチ風情が足りない店ばかり。

一方、利根川を渡って取手駅方面へ行くと、そこはもう…風情パラダイス。ただ、取手駅周辺のお店は昼営業が終わる時間が比較的早め。
なので、先に古利根沼を歩いてから取手へ向かうと、お目当ての店が昼営業を終えていることも少なくありません。

そこで私がおすすめしたいのが、まず取手駅で沼メシを楽しみ、そのあと渡し船で湖北側へ渡り、古利根沼をのんびり散策するコース。
この記事では、そんな利根川クルーズ付きの「ぬ活」をご紹介していきます。
小堀の渡しで楽しむ利根川クルーズ

古利根沼で「ぬ活」を楽しむなら、ぜひ利用したいのが、取手市が運航している「小堀の渡し」です。
取手側に2か所、古利根沼側に1か所の船着場があり、取手駅近くの「取手ふれあい桟橋」から古利根沼側の「小堀船着場」までは約13分。
船にはデッキだけでなく室内もあるので、意外と快適に利根川クルーズを楽しめます。運航はおおむね1時間に1本。

この運航間隔を考えると、まず取手駅周辺で沼メシを楽しみ、そのあと渡し船で古利根沼へ向かうコースがおすすめです。
古利根沼側の船着場周辺には、お店どころか時間をつぶせる場所もほとんどないので、もし船に乗り遅れると、次の便まで河川敷で待つことになってしまいます。

一方、取手駅周辺なら飲食店が多いので、ランチを食べながら船の時間までゆっくり過ごせます。
車で訪れる場合も、取手側の船着場には駐車場があるので、車を停めて渡し船で古利根沼を散策し、再び船で戻ってくるという「パークアンドヌーマ」もできてしまうのが、古利根沼の魅力の一つです。
古利根沼「ぬ活」で楽しみたい沼メシ
伊勢利|取手駅

古利根沼で「ぬ活」を楽しむなら、私がまずおすすめしたいのが、取手駅から徒歩5分ほどの場所にあるお蕎麦屋さん「伊勢利」。
取手大師の目の前にあり、「小堀の渡し」の取手ふれあい桟橋にも近いので、船に乗る前の腹ごしらえにぴったりです。
店内は昔ながらのお蕎麦屋さんといった雰囲気で、テーブル席や小上がり席、一人でも利用しやすい席があり、ゆったりと過ごすことができます。



看板メニューは、だるまの器が目を引く「大師弁当」。上段には揚げたての天ぷらとご飯、下段には温かい天ぷらそばが入り、さらにはお餅まで付いてくるという…、ボリューム爆弾です。
見た目のインパクトが抜群なので、旅の思い出として写真を撮りたくなってしまう人も多いはず。





食後にはサービスでコーヒーもいただけるので、船の出航時間までのんびり過ごせるのも嬉しいポイント。ちなみに、このあたりには昔ながらのお蕎麦屋さんが何軒もあります。
今回は「伊勢利」を紹介しましたが、自分だけのお気に入りのお蕎麦屋さんを探してみるのも、このエリアならではの楽しみ方じゃないでしょうか。
- 伊勢利
- 住所:取手市取手2丁目6-15
電話:0297-72-0096
種類:蕎麦店
予算:1〜2,000円/1人あたり
フレンドフーズサービスほかほか弁当|湖北駅

ちなみに、湖北駅から古利根沼へ向かうなら、「フレンドフーズサービスほかほか弁当」もおすすめです。実はこのお店、下手賀沼の「ぬ活」でも沼メシとして紹介したお弁当屋さん。

でも、古利根沼へ向かう場合も同じ湖北駅を利用するので活用できます。私のおすすめは、白身魚フライ、ハムカツ、カニクリームコロッケ、ミニチキンカツが入った「ミックスフライ弁当」。
ボリュームたっぷりで、歩き回る際のエネルギーチャージにぴったりです。釣りを楽しむ人なら、ちょっと竿を休めながら古利根沼でのんびりお弁当を食べる、なんていう楽しみ方もできるでしょう。



ただ、「ぬ活」で沼を散策する人は注意が必要です。古利根沼周辺には、沼を眺めながらゆっくりお弁当を食べられるような休憩スペースがほとんどありません。
沼のすぐ近くにある「古利根公園 自然観察の森」も、木々が生い茂る鬱蒼とした森なので、お弁当を広げるにはまったく向いていません。
もし落ち着いて食事をしたいなら、沼から少し離れてしまいますが、「中峠亀田谷公園」を利用するのがおすすめです。
- フレンドフーズサービスほかほか弁当
- 住所:我孫子市湖北台1丁目12-5
電話:04-7188-4234
種類:弁当屋
予算:1〜1,000/人あたり
古利根沼「ぬ活」で楽しみたい沼スイーツ
新六本店の奈良漬|取手駅

取手で沼メシを楽しんだら、「小堀の渡し」に乗る前にぜひ立ち寄ってほしいのが「新六本店」です。実は私も最初は、「なんで取手で奈良漬なんだろう?」くらいにしか思っていませんでした。
でも、お店の雰囲気がとても良かったので、せっかくだしお土産に買ってみることに。食べてみると、これが想像以上。
奈良漬というと独特のクセがあるイメージでしたが、とてもフルーティーで食べやすく、お酒のおつまみにぴったりでした。帰ってからもしばらく、晩酌のお供として楽しんだほどです。



店内には奈良漬だけでなく、お土産にぴったりの商品もいろいろ並んでいるので、見て回るだけでも楽しめます。ただ、一つだけ注意点があります。
私はこのとき、日本酒まで買ってしまい、そのままリュックに入れた状態で古利根沼を一周することに…。歩けないことはありませんでしたが、正直かなり重かったです(笑)。
利根川を渡る前に立ち寄るなら、お土産は持ち運びやすいものを選ぶのがおすすめです。日本酒など重いものは、散策を終えてから買った方が快適ですよ。
- 新六の奈良漬(新六本店)(公式HP)
- 住所:取手市取手2丁目13-36
電話:0297-72-0006
種類:日本食材店
名物:奈良漬
弥生軒の唐揚げそば|我孫子駅

取手で沼メシを食べて、新六本店で奈良漬を買って、「小堀の渡し」で利根川を渡り、古利根沼を歩いて湖北駅へ。ここまで来れば「ぬ活」は終わり…、と思いますよね。
でも、成田線に乗って我孫子駅へ着いた瞬間、どこからともなく漂ってくる、あの出汁の香り。「あっ…。」気付いたら、もう足は弥生軒へ向かってます。
さっき奈良漬を紹介したとき、「おいおい、奈良漬はスイーツじゃねえだろ!」と思った人もいるかもしれません。
でもね、我孫子のスイーツといえば、弥生軒の唐揚げそばに決まってるじゃないですか。だって、我孫子駅に来るたびに食べたくなるんですよ?
お腹が空いているとか、空いていないとか、もう関係ない。あの出汁の香りを嗅いだ瞬間、幸せホルモンがドバーっと分泌されて、気付けば食券を買ってます。

これ、スイーツですよね?もちろん、弥生軒の魅力については別の記事でたっぷり紹介しているので、詳しくはそちらをご覧ください。
でも、古利根沼「ぬ活」の締めくくりは、私の中ではやっぱり弥生軒の唐揚げそば。異論は認めます。でも、私はスイーツだと思ってます。








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