下手賀沼へ行くことになったとき、「お昼はどこで食べようかな?」と気になっている人も多いんじゃないでしょうか。
ドライブの途中に立ち寄る人もいれば、バス釣りを楽しみながら食事をしたいと思っている人もいるはずです。ただ、下手賀沼は思っている以上にお店がありません。
都心から近いのに想像以上の秘境で、飲食店どころか、下手をすると自販機すら見つからない。私はこれまで何度も下手賀沼を歩き、この沼ならではの楽しみ方を探してきました。
この記事では、私が実際に訪れたお店の料理や感想だけでなく、下手賀沼でのんびり過ごすポイントなども交えながら、地元グルメや沼メシを紹介します。
下手賀沼で楽しむ「ぬ活」とは

まず、「ぬ活ってなんだよ?」って話ですが…、「サ活」は聞いたことありますよね?サウナで汗を流し、水風呂や外気浴で「ととのう」という…あれです。
でも、私がおすすめしたいのは「ぬ活」。沼の周囲を歩いて汗を流し、冷たい水を飲んで体を冷やす。そして泥の匂いやガッガの鳴き声など、沼ならではの自然を眺めて「ととのう」というもの。
最後は、その土地ならではの「沼メシ」を味わう、これが「ぬ活」です。


ただ、下手賀沼は「ぬ活」上級者向けの沼。外周は約10kmですが、最寄り駅から沼まで片道5kmほど歩くこともあるので、トータルで20km近いウォークになることも珍しくありません。
しかも、現地にはベンチや休憩スポットも無し。なので、沼からは少し離れますが「松山下公園」がベスト冷水スポットです。

また、カンナ街道や県道282号線は交通量が多いにもかかわらず、歩道や路肩が狭い区間も多いので、沼一周ウォークは命懸け。



そんな時におすすめなのが、カンナ街道から一本山側へ入った細い道。
水面こそ見えませんが、昔の下手賀沼の水際だったことを感じられる地形が残っていて、静かに歩くにはこっちの方が「ととのい」ます。


下手賀沼は水面が見える箇所が限られているので、釣りが目的でなければ、無理に水辺を見ようとしない方が無難かも。それでは、お待ちかねの沼メシです。
次の章からは、下手賀沼で「ぬ活」を楽しみながら立ち寄りたい、おすすめのお店を紹介していきます。
下手賀沼「ぬ活」で楽しみたい沼メシ
フレンドフーズサービスほかほか弁当|湖北駅



下手賀沼で「沼メシ」を楽しむなら、お弁当を買って沼で食べるというのも乙なもの。私がおすすめしたいのは、JR成田線「湖北駅」前にある「フレンドフーズサービス ほかほか弁当」です。
ここは下手賀沼の最寄り駅ではありませんが、湖北駅から歩いて向かうコースは、ちょっと特別。
かつて手賀沼だった場所を干拓してできた広大な田園風景が広がり、「手賀」という地名が残るレトロな集落を歩くこともでき、このルートならではの雰囲気が楽しめます。


下手賀沼まではかなり距離(5.2km)がありますが、沼だけでなく、地域の歴史や景色も楽しめるので、「ぬ活」としてはとても満足度の高いルート。
このお店は地元でも人気の弁当店で、メニューがとても豊富です。その中でも私のお気に入りは「ミックスフライ弁当」。





白身魚フライ、ハムカツ、カニクリームコロッケ、ミニチキンカツが入ったボリューム満点のお弁当で、特にハムが2枚入ったハムカツは、ご飯との相性も抜群です。
ただ、下手賀沼にはお弁当を広げられる場所がないので…、護岸にも腰掛けて食べましょう。ま、それも下手賀沼らしいワイルド「沼メシ」です。ゴミは、ちゃんと持ち帰りましょうね。
- フレンドフーズサービスほかほか弁当
- 住所:我孫子市湖北台1丁目12-5
電話:04-7188-4234
種類:弁当店
予算:1〜1,000円/1人あたり
お食事処 友和亭|木下駅

「ちゃんとお店で食べたい!」という方や、「歩く距離も短い方がいい」という方には、「お食事処 友和亭」がおすすめです。ここは、JR成田線の「木下駅」から1.8kmほどの場所。
また、このお店から下手賀沼散策の拠点としたい「松山下公園」までは2.6kmなので、全体的に無理のない工程が組めるようになります。
私が訪れたのは休日の14時頃でしたが、それでも店内は多くのお客さんで賑わっていて、人気の唐揚げ定食はすでに売り切れ。


店内は小上がりの個室席、テーブル席、カウンター席があり、想像以上に広々としています。料理を待つ間、小鉢をつまみに一杯やってる常連さんの姿もあり、地域に愛されている食堂といった感じ。
注文方法は昔ながらのアナログ食券制で、札を取って先に会計を済ませるスタイル。メニューも定食からラーメンまで驚くほど豊富です。
今回は「エビフライ・唐揚げ定食」を注文しましたが、料理を受け取った瞬間、思わず「いや、量おかしいだろ」と笑ってしまいました。拳ほどある巨大な唐揚げが5個に、大きなエビフライが2本。



注文を受けてから揚げた「唐揚げ」と「エビ」は、アツアツです。唐揚げは驚くほどジューシーで、エビフライも絶妙な揚げ加減。
ボリューム満点なのに味付けは上品で、後半戦は満腹中枢との戦いに…なんとか勝利しました。木下駅に降り立ったら、下手賀沼は次回にまわして、このお店の「沼メシ」だけで帰るのも…アリかな。笑
- お食事処 友和亭
- 住所:印西市大森3229-1
電話:0476-40-2571
種類:定食屋
予算:1,000〜2,000円/1人あたり

下手賀沼「ぬ活」で楽しみたい沼スイーツ
さかきばら農園 いちご直売所|下手賀沼湖畔

下手賀沼で「沼スイーツ」を楽しむなら、ぜひ立ち寄りたいのが北岸にある「さかきばら農園 いちご直売所」です。
散策の途中に立ち寄ると、その日収穫されたばかりの新鮮ないちごが並んでいて、春ならではの楽しみを味わうことができます。
私が訪れた日は、「やよいひめ」と「とちおとめ」が、それぞれ500円で販売されていました。どちらも大粒で真っ赤に色づき、ひと口食べると甘さが口いっぱいに広がります。

ただ甘いだけではなく、ほどよい酸味もあるので最後まで飽きません。
地元でも人気のお店らしく、口コミでも「甘さ」「香り」「味の濃さ」が別格という声が多く、シーズン中は次々とお客さんが訪れていました。


下手賀沼周辺にはスイーツショップはもちろん、コンビニすらないので、お弁当を買って沼へ向かう途中、この直売所でいちごを買ってデザートにするのもおすすめです。
ベンチに座ってコーヒーを飲むような「ぬ活」ではありませんが、地元で採れた旬の味を楽しめるのも、この沼ならではの贅沢だと思います。
- さかきばら農園イチゴ直売所
- 住所:柏市布瀬3157-1
電話:04-7191-9212
種類:農場
予算:1〜1,000円/1人あたり
野菜直売・収穫体験型セルフ|下手賀沼湖畔[閉業]
![野菜直売・収穫体験型セルフ|下手賀沼湖畔[閉業]](https://www.numa-tan.com/wp-content/uploads/2024/07/shimotaga-numa-self-farm_03-1024x576-1.jpeg)
「俺は生野菜がスイーツだぜ!」という方にご紹介したかったのが、「野菜直売 収穫体験型セルフ」です。
ここは、自分で収穫した野菜の代金を料金箱へ入れるという、ちょっと珍しいスタイルの直売所でした。季節によって収穫できる野菜は変わり、時期が合えばタケノコ掘りも楽しめます。
採れたて野菜をそのまま味わったり(自己責任で)、お弁当と一緒に現地でサラダ代わりに楽しんだりと(自己責任で)、まさに「沼メシ」らしい場所でした。
![野菜直売・収穫体験型セルフ|下手賀沼湖畔[閉業]](https://www.numa-tan.com/wp-content/uploads/2024/07/shimotaga-numa-self-farm_02-1024x576-1.jpeg)
![野菜直売・収穫体験型セルフ|下手賀沼湖畔[閉業]](https://www.numa-tan.com/wp-content/uploads/2024/07/shimotaga-numa-self-farm_04-1.jpeg)
口コミでも「採れたて野菜はみずみずしくて美味しい」「収穫する楽しさがある」といった声が多く、何度も訪れたくなるスポットとして親しまれていたようです。
一方で、季節によっては収穫できる野菜が少なかったという声もあり、自然相手ならではの運も、楽しみの一つだったのかもしれません。
![野菜直売・収穫体験型セルフ|下手賀沼湖畔[閉業]](https://www.numa-tan.com/wp-content/uploads/2024/07/shimotaga-numa-self-farm_01-1024x576-1.jpeg)
残念ながら現在は閉業してしまったようですが、印西市小林周辺には同じ「収穫体験型セルフ」の農園が残っているようです。
気になる方は、ぜひそちらで採れたて野菜をバリバリする楽しさを体験してみてください。
- 野菜直売 収穫体験型セルフ
- 住所:柏市布瀬2515
電話:090-4608-8456
種類:農場
予算:1〜1,000円/1人あたり
湖畔ぶどう園|下手賀沼湖畔


まず、正直にお伝えしておきます。実は私、このお店には行ったことがありません。でも下手賀沼の「沼スイーツ」として、ここは外せないと思ったので紹介させていただきます。
湖畔ぶどう園は、下手賀沼周辺では知らない人がいないほどの人気ぶどう園。
Googleマップの口コミ評価も4.2という高評価で、「甘くて味が濃い」「香りが素晴らしい」「わざわざ買いに行く価値がある」といった声が多く寄せられています。


また、ぶどうシーズン以外はキウイも販売されているようで、旬の果物を求めて訪れるリピーターも多いとか。じゃあ、なんで行っていないの?というと…理由はシンプル。
このお店、先ほど書いた「恐怖のカンナ街道」沿いにあるので、徒歩だと正直怖いんです。もちろん、車で行くなら何の問題もないので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また、金山落し沿いの道を利用して、店の裏側からアクセスすれば、徒歩でも安心して向かえるかもしれません。私も次回は、安全なルートを探して、ぜひ味わってみたいと思っています。
- 湖畔ぶどう園
- 住所:白井市今井317
電話:047-497-1403
説明:地方発送にも対応してくれるぶどう園。ぶどうが主食の人におすすめ!








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