警察と自衛隊、どっちが強いの?─ そんな素朴な疑問をもった人に向けた記事です。どちらも日本を守る存在なのに、任務も仕組みもまったく違う。
この記事では街の安全を守る「警察」と、国全体を守る「自衛隊」を6つの視点から比較し、それぞれの強さと魅力を分かりやすく解説します。
実際のデータや史実を踏まえて、二つの組織の「リアルな関係」を掘り下げるのがポイント。読み終わるころには「強いのはどっち?」という疑問よりも、「どっちも必要なんだ」と思えるはずです。
まず知っておきたい警察と自衛隊の違い


警察と自衛隊。どちらも国を守る存在ですが、実はその役割も立場もまったく違います。警察は内閣府のもとで活動する「国内の守りの要」。
街の治安を維持し、事件や事故の対応、交通安全、災害時の誘導など、人々の生活に直結した任務を担っています。逮捕権を持ち、法の力で秩序を保つのが特徴です。
一方の自衛隊は防衛省に所属し、国を外から守る「防衛の最前線」。陸・海・空の3つの部隊で構成され、有事の防衛や災害派遣、国際協力など、より広い視点で国全体を支えています。
装備も行動範囲もスケールが大きく、平時は見えにくいけれど、いざという時に頼れる存在。同じ「守る」でも、警察は日常を、自衛隊は国家を守る立場。
その違いを知ると、両者の強さがよりはっきり見えてきます。
警察と自衛隊のガチンコ6番勝負!いざ開戦!
第1戦:大食い&食費がかからない対決



ではさっそく大食い対決から。隊員ごとの「食べる量」は調べる術もないので、それぞれの組織全体で勝負です。
まず全国の警察に所属する職員数は約29万人、対する自衛隊の隊員数は陸・海・空を合わせて約22万人。
つまり、それぞれに所属する「胃袋の数」で単純計算すると、警察は自衛隊の1.3倍も「大食い」というわけ(職員一人あたりの話ではない)。
そんな警察官が普段食べていそうなものといえば、やっぱり「カツ丼」。でも張り込みのときは「あんパンと牛乳(250円程度)」のイメージが一般的。
一方の自衛隊はというと、普段の食事はカレーライスなど。でも戦闘時には、戦闘糧食というミリメシ(推定1,000円前後)を食べます。
つまり「大食いで食費がかからないのはどっち?」という勝負であれば、警察に軍配が上がります。
警察:1勝 VS 自衛隊:0勝
第2戦:公道レース「イニシャルP」対決



公道の王者「警察車両」に自衛隊車両が挑んだらどうなるのか? パトカー VS 自衛隊装甲車の公道バトル!この記事の中では「安全に配慮して」やってみましょう!
実際、自衛隊車両は装甲や走破性などを重視するため、単純なスピードレースではちょっと不利。一方のパトカーは違反車両を追尾する必要があるため、高速走行ができるよう設計されています。
これはさすがに警察のワンサイドになってしまうか?いざ!2台が安全運転でスタートを切りました!
自衛隊側は不利な状況とはいえ、日々厳しい訓練を積んでいます。一気にアクセルを踏み込み、自衛隊装甲車が速度を上げてパトカーを引き離します。その時…、
「🚨パオーン!そこの装甲車!左に寄りなさい!」。え…。
パトカーがこの権限を使える以上、公道で自衛隊に勝ち目はなさそうです。まさに「イニシャルP(POLICE)」、公道の王者は無敵でした。
警察:2勝 VS 自衛隊:0勝
第3戦:どっちが年上?年功序列対決


なんだかんだ言って、やっぱり「年上の方が強い」。これは今も昔も変わらないハズ。だったら警察と自衛隊、どっちが年上なのか、この際キッチリ確認してやりましょう。
まず警察ですが、明治7年(1874年)に内務省のもとで創設されたことが始まりで、初代大警視「川路利良」の名前が有名ですが…、まあこれは「現代警察のお爺ちゃん」みたいな組織。
いまの警察は1954年の「警察法」によって生まれた71歳です(2025年現在)。一方の自衛隊も旧日本軍の頃まで遡ると、それは「自衛隊のお爺ちゃんの話」になってしまいます。
なので「いまの自衛隊」の年齢を調べてみると、こちらも1954年の「防衛庁設置法」「自衛隊法」によって生まれた71歳(2025年現在)。
つまり警察と自衛隊、まさかの同い年。というわけで、この対決はドローです。
警察:2勝 VS 自衛隊:0勝 (1引き分け)
第4戦:婦警さんと自衛隊女子のモテ対決

制服好きには根強い人気がある婦警さん。でも最近は「自衛隊女子」もSNSで見かけることが多くなり、制服界の大物「婦警さん」に立ち向かおうと奮戦中。
この勝負、やはり「婦警さん」が圧勝してしまう気がしますが、「自衛隊女子」がどこまで健闘できるのか?そして「婦警さん」がどれだけ人気なのか?を見ていきます。
まず「自衛隊女子」ですが、大手のインターネット検索サイトで「女性自衛官 かわいい」といったキーワードが検索された総数は、月間約1,500件※。
一方の「婦警さん かわいい」といったキーワードが検索された総数は、月間約7,200件※。結果はやはり婦警さんの圧勝でしたが、自衛隊女子の奮闘ぶりもナカナカのもの。
今後はSNSでジワジワ追い上げて、いつの日か「どんでん返す」ことがあるかもしれません。
※いずれも当サイト調べ
警察:3勝 VS 自衛隊:0勝 (1引き分け)
かわいい「自衛隊女子」のギャップに惹かれる理由

SNSで話題の「かわいい自衛隊女子」。厳しい任務と整った生活の中で生まれる素の美しさ、そして強さと優しさのギャップ。
その魅力を、もし彼女が自衛官だったら?という視点からリアルに掘り下げています。
第5戦:オリンピック金メダル獲得数対決

さて、「どっちが強いのか?」と言っても、警察と自衛隊が直接戦うことはあり得ません。格闘技なら?って思っても、それは個人差が大きすぎて比較にならない。
なので、ここでは「各組織の職員・隊員が過去にオリンピック金メダルを何個獲得したか?」で「強さ」を比較します。そしてこの勝負、実は自衛隊が超有利。
自衛隊には国際大会を目指すアスリートが多数所属していて、日本代表として数々のメダリストを輩出してきました。特にオリンピック金メダルの獲得数は驚愕の8個。
「自衛隊がどんだけ強いか」、その実力がわかったと思います。
一方、警察からもオリンピック選手が登場することはあるものの、金メダル獲得数を公的に確認できる資料が少ないのが実態。この勝負は「自衛隊の勝ち」で問題ないでしょう。
警察:3勝 VS 自衛隊:1勝 (1引き分け)
第6戦:金を持ってなさそうなイメージ対決

ついに最後の大一番。「金メダルを持ってなかった」のは警察でしたが、「金を持ってなさそう」なのはどっちか?という、「勝っても全然嬉しくない」印象100%の最終決戦。
まず自衛隊ですが、危険を伴う仕事なので「手当が高そう」という印象があり、また基地内での規則正しい生活から「無駄遣いしなそう、お金使う場所がなさそう」といった堅実なイメージを持たれがち。
一方、警察のイメージはその真逆(イメージの話です)。葛飾区の交番に勤務するお巡りさんは、常に財布の中が「すっからかん」。
競馬やパチンコが大好きで、結局全ツッパして「すってんてん」に。お金を手に入れるために色々やるけど、結局最後は「すっころりん」したり、「つんつるてん」や「すっぽんぽん」になる。
はい、両さんのおかげで、警察の圧勝です。
警察:4勝 VS 自衛隊:1勝 (1引き分け)
「つんつるてん」ってどこの方言?

「つんつるてん」って言葉、どこかの方言かな?と思ってしまうけど、実は国語辞典にも載る標準語。
衣類の丈が短くて足が出ちゃってる状態などを指すこの言葉の語源や、地域差、そしてなぜ「方言っぽい」と感じられるのかを整理しました。
まとめ:日本の警察と軍がガチでやりあった日

さあ、今回の「警察 vs 自衛隊 ガチンコ対決」、結果は警察の4勝1敗1分けという結果になりました。どちらも日々「日本の安全」を支えてくれる重要な存在で、「どっちが強いか」では語れない、それぞれの魅力を持っています。
そんな両者ですが、実はかつて「ガチでケンカ」したってことを、ご存知でしょうか?(ゴーストップ事件)
このケンカは昭和8年、赤信号を無視をして交差点を横断した日本軍の兵隊を、大阪府警の巡査が注意したことから始まりました。
この時兵隊は、「軍人は警察官の命令に従う必要はない!」と抵抗したため、交番でボッコボコの大ゲンカになったとか。しかも後日、「制服を着た帝国軍人を警察が侮辱したのは許せん!」と軍上層部がブチギレたため大混乱に。
この件は天皇の耳にまで入り、結果的には仲直りして収まったのですが、軍を相手にしてもまったく怯まない警察のスタンスは、この頃からあったようにも感じます。
今回の結果が示しているように、現代でも実は「警察が自衛隊をこっそり圧倒している」のかもしれません。
実はライバル?海自と海保の違いを徹底解説!

同じ「海の仕事」でも、守る対象がまったく違う海上自衛隊と海上保安庁。ニュースでは仲が悪いなんて言われる二人の関係を、笑いと真面目で6番勝負にして比べてみました。
読めば、海を支える二つの誇りが見えてきます。


 
 

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