カップルでも共有してはいけないモノ一覧:油断が別れを呼ぶ9つのリスク

カップルでも共有してはいけないモノ一覧 沼NEWS

カップルだからって、何でも共有していいと思っていませんか?

本記事は同棲中・交際中の相手とスマホやアカウント、決済情報などを「なんとなく」共有している方に向けた内容です。

関係がうまくいっている今は気づかなくても、別れたあとやふとしたきっかけで「やばい…」となる共有リスクは意外と多く存在します。

この記事では実際にありがちな「共有トラブル」を9つの具体例に分けて解説。

読めば「まさか自分が…」を防ぐチェックポイントが明確になります。長続きする関係のためにも「共有しないほうがいいこと」を見直すきっかけになれば幸いです。

 

カップルでも「これは共有NG!」なデジタル地雷

スマホ&タブレット通知の落とし穴(iPadは特に要注意)

スマホ&タブレット通知の落とし穴(iPadは特に要注意)

あなたがiPhoneとiPadを同じApple IDで使っている場合、通知トラブルのリスクは高めです。

InstagramやLINE、メッセージアプリを同期していると、iPhoneで届いた通知が置きっぱなしのiPadにも表示されてしまいます。

ロック画面にトークの一部が表示される設定のままだと、たとえ悪気がなくても「これ誰?」と画面をのぞかれる状況が発生します。

しかも通知は一瞬のタイミングで見えてしまうため、説明する間もなく不穏な空気になる可能性も。

とくに外出時にiPadを家に置いたままにする人は要注意。家にいる相手が何気なく手に取る…その状況を想定して通知表示は必ずオフにするか、ロック画面に内容が表示されない設定にしておきましょう。

たったそれだけで取り返しのつかない「通知事故」を防げるはずです。

GoogleフォトやiCloudで「過去バレ」が起きる理由

GoogleフォトやiCloudで「過去バレ」が起きる理由

GoogleフォトやiCloudをパートナーと共有するのは「かなり危険」です。これらのサービスはアルバムの共有設定によっては新しく追加された写真も自動で相手側に表示されます。

気づかないうちに元カノ・元カレとの写真が表示されてしまったら…もうその時点でアウトです。「この写真、なに?」と聞かれたら、どんな言い訳も苦しいムードになるのは目に見えています。

本人に悪気がなくても、相手からすれば「見せるつもりだった」と受け取られるリスクも。過去は過去、という理屈は通じません。

だからこそ写真アプリやクラウドの共有・同期設定はしっかり確認しておくことが、関係を守るための最低ラインになります。

LINE・SNSの通知表示で全部バレる?

LINE・SNSの通知表示で全部バレる?

LINEやInstagram、X(旧Twitter)などのSNSは通知設定ひとつで「バレ方」が変わってきます。

たとえばLINEはロック画面にトークの一部がそのまま表示される仕様。カップルでスマホが並んでいるとき、パッと見られてしまうケースは意外と起きてしまいます。

特に気をつけたいのは、ちょっと怪しげな名前の通知や元恋人の名前が表示されてしまうパターン。これはもう、疑われるというより「終了」フラグが立つ瞬間です。

喧嘩や別れ話の引き金にもなりやすく、実際にこのパターンで関係がこじれたという話はよく聞きます。

設定は難しくありません。「通知の内容を表示しない」「ロック画面で通知を非表示にする」といった基本設定だけで、かなりのリスクを回避できます。

「そこまでしなくても…」と思ったときこそ、最も危険なタイミングなのかもしれません。

 

別れたあとがヤバい!お金まわりの共有リスク

放置されたクレカ情報が勝手に使われる?

放置されたクレカ情報が勝手に使われる?

「信用してたから」「使いやすかったから」と、カップル間でクレジットカードを共有してしまうケースは意外と多くあります。(※本来、クレジットカードは本人以外が利用するのは禁止されていますが)

たとえばAmazonや楽天市場、Uber Eatsなどのアカウントに登録したカード情報を別れたあとも消さずに放置していると ─ 気づかぬうちに「地雷」になることがあります。

よくあるのは、別れた後も相手がアカウントに決済手段としてあなたのクレジットカードを登録したまま利用し続けていたというパターン。

もちろん悪気がないケースもありますが、金額が大きくなればトラブルは必至。「返金して」と言い出すのも気まずく、こじれた関係ではさらにややこしい。

だからこそクレカ情報は安易に共有しない。使うとしてもサービスごとに支払い方法を分け、別れたら即削除 ─ これが鉄則です。

ネットバンキングや投資アプリの共有は致命傷になるかも

ネットバンキングや投資アプリの共有は致命傷になるかも

銀行口座や投資アプリをパートナーと共有してしまうのは、別れたあとに大きなトラブルを引き起こす可能性があります。

たとえば彼氏のスマホに自分のネットバンキングをログインさせたままにしていたり、彼女の端末から証券口座にアクセスできる状態だったりすると、資産情報が丸ごと筒抜けに。

口座残高や入出金履歴、投資の状況など「お金の動き」がすべて見えてしまうだけでなく、もっと危険なのは「意図せず送金や振替をされてしまうケース」です。

「別れた後も元パートナーの端末からログインできた」という状況は、想像以上にリスクが大きい。特に投資アプリでは勝手に株や投信を売買されるような事態になれば、被害は笑えません。

こうしたリスクを避けるためにも、金融系アプリだけは絶対に共有しない。これだけは「例外なし」の原則として徹底しておくべきです。

サブスク共用で趣味も過去も全部バレる!

サブスク共用で趣味も過去も全部バレる!

NetflixやYouTubeプレミアム、Spotifyなど、サブスクをカップルで共有している人は多いと思います。でもこれ、意外な地雷を含んでいます。

なぜなら、視聴履歴やおすすめ表示から相手の趣味や過去の行動が「まる見え」になってしまうからです。

たとえば元恋人と一緒に観ていた作品が履歴に残っていて、「これ誰と観たの?」と聞かれるパターン。また意外なジャンルの視聴履歴を見られて「え、こういうの好きだったの?」と微妙な空気に。

音楽や動画の趣味は「感情の履歴」にも直結するため、相手にとっては見たくない情報になることもあります。お互いのプライバシーを守るためにも、サブスクは基本的に個別契約がおすすめ。

ちょっとの節約のつもりが、大きなトラブルにつながることもあるんです。

 

うっかり共有してない?「日常に潜む地雷」

位置情報共有で「どこにいるか」筒抜けに

位置情報共有で「どこにいるか」筒抜けに

位置情報の共有は、一見便利ですが「丸裸モード」になっていることに気づかず使っている人も多いです。

たとえばGoogleマップのタイムラインや、iPhoneの「探す」機能など。これらをオンにしているとパートナーにリアルタイムで現在地が共有され続けてしまいます。

「今日は友達と出かけるって言ってたのに、なんでここにいるの?」なんて、意図せず居場所バレが修羅場を招くケースも。

しかも悪意がなくても相手が「監視されてる」と感じてしまえば、関係は一気に冷え込みます。

家族やパートナーだからといって「常に共有しておく必要があるかどうか」は別問題。本当に位置情報が必要なのか、一度設定を見直してみる価値はあります。

検索履歴や閲覧履歴が丸見えになる罠

検索履歴や閲覧履歴が丸見えになる罠

Google ChromeやSafariなどのブラウザを同じアカウントで使っていると、検索履歴や閲覧ページが自動で同期されます。

つまりひとつの端末で見たサイトが、別の端末でも履歴として表示されてしまう状態です。

「これ誰の検索ワード?」と、相手がふと目にした履歴から「見られたくなかったもの」がバレる可能性は十分にあります。たとえばちょっと恥ずかしい検索や、過去の興味が今の関係に響くケースも。

面倒でも検索履歴の定期削除とアカウント同期のオフ設定は鉄板のリスク回避策です。見られてから後悔するより、設定ひとつでトラブルを未然に防ぐほうが簡単です。

パスワードの「うっかり保存」でアカウントが丸裸に

パスワードの「うっかり保存」でアカウントが丸裸に

スマホやパソコンを一時的に借りるとき、意外と見落とされがちな地雷が「パスワードマネージャー」です。

他人の端末でSNSやECサイトにログインする際、「このパスワードを保存しますか?」という表示に無意識で「はい」を押してしまうケースは少なくありません。

この「うっかり保存」が怖いのは、その後です。

端末の持ち主が同じサイトを開いたとき、自動であなたのアカウントにログインできてしまうことです。つまりこっそり中身を見られてしまうリスクが発生するということ。

これがもし別れたあとだったら ─ SNSのDM履歴、ネットショッピングの注文情報、クラウド上のファイルなどが丸裸にされる可能性もあります。

パスワードマネージャーは便利な一方でログイン情報の保存は非常に個人的なものであり、共有とは絶対に相性が悪いのです。

スマホやPCを借りるときは、表示が出ても「保存しない」を押すのが鉄則。

もし押してしまった場合は端末のこちらのURL(iPhone)(Android)を参考に該当のパスワードを削除し、必ずその端末からログアウトするようにしてください。

 

まとめ

カップルでも共有してはいけないモノ一覧:油断が別れを呼ぶ9つのリスク

カップルで何かを共有するのはごく自然なこと。でも、だからこそ無意識に「共有しすぎているもの」があることにも注意が必要です。

とくにスマホやSNS、決済アプリや位置情報のようなデジタル領域は、ちょっとした油断が信頼関係を大きく揺るがすきっかけになりかねません。

この記事で紹介した内容は、どれも日常の中に潜む「地雷」のようなもの。

すぐにトラブルになるとは限りませんが、何かがきっかけになったときに「え、そんなつもりじゃなかったのに」と関係がこじれることは珍しくありません。

だからこそ「共有しない」という選択も、大切な信頼のかたちです。すべてを見せ合わなくても成立する関係は、むしろ健全で長続きしやすいのかもしれません。

編集後記

編集後記

今回は「カップルでも共有してはいけないもの」というテーマでまとめてみました。ラブラブなうちは、特に男性の方が「まぁいっか精神」でいろんな情報を共有しがちかなと思います。

たとえばサブスクとか自分が契約してるやつを「使っていいよ」って、ちょっとカッコつけて渡しちゃう感じ。あれ、男気を見せてるつもりなんですよね。

でもそれが後になって微妙な事態を生むこともあるんです。

たとえば共有したNetflixのアカウントに、自分の「ちょっと男子寄りな趣味」の履歴が表示されてたり…。まあそれくらいなら笑って済みます。

でも本当にヤバいのは通知系。特にLINE。これほんとに気をつけて欲しいです。

カップルじゃなくてもよくあるのが、iPhoneとiPadで同じApple IDを使ってるケース。たとえばちょっと夜のお店でお姉さんとLINE交換しちゃうことあるじゃないですか(営業LINEですよ、営業)。

で、翌日「昨日はありがとうございました〜」なんてLINEが来る。こっちは仕事中でスマホ見てない。でもその通知が家に置いてきたiPadに表示されて、彼女や奥さんが気づいちゃう…っていう。

はい、修羅場発生です。このとき、どんなにやましくなくても「この女誰よ」モードに入るんですよ。もうこのiPad通知リスクはマジで巨大地雷。

私が経験者かどうかは、ここではノーコメントとさせていただきますが(笑)…。本当にiPadの通知は切っといた方がいい。これはガチです。

 

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