昼ドラはなぜドロドロ展開なのか?:時間帯で決まるドラマ沼の正体とは

昼ドラはなぜドロドロ展開なのか?:時間帯で決まるドラマ沼の正体とは 沼NEWS

平日の昼間、何気なくテレビを見ていて、「なんで昼ドラってドロドロ展開なんだろう?」と不思議に思ったことはありませんか?

視聴者層の問題? それとも、制作スタッフがドロドロ好きだから? この記事では、昼ドラがドロドロになりやすく、普通の恋愛ドラマが流れにくい理由をズバッと解説。

また朝ドラは近代ホンワカ系で大河は戦国ばっかりと、時間帯によってドラマの時代設定が違う理由も深掘ります。

読み終えるころには、ドラマの違いが内容だけではなく「枠の性格」から生まれていることが分かるはずです。

昼ドラはなぜドロドロになりやすいのか

昼ドラはなぜドロドロになりやすいのか

昼ドラは、基本的に毎日同じ時間帯に放送される連続ドラマで、前回の続きを見る前提で作られます。そのため、視聴者の気持ちを翌日まで自然につなげる工夫が必要です。

なので、もし毎回すっきり終わってしまう内容だと、その場で満足してしまい、次回への関心は生まれなくなってしまう。

一方、感情がドロドロぶつかった状態で終わる展開は、心に引っかかりを残すので、「次はどうなるの!?」と思わせやすくなります。

また昼ドラは途中から見るケースも多いので、感覚的に状況が分かりやすいストーリーが最適です。ではその理想形は何なのか?─ 答えはひとつ、ドロドロ沼。

つまりこれは過激さを狙ったというより、短い時間でも分かりやすく、続きを意識させる「沼構造」を選んだ結果だった、というわけなんです。

 

昼に「普通の恋愛ドラマ」が流せない理由

昼に「普通の恋愛ドラマ」が流せない理由

ところで、「昼も恋愛ドラマを流せば良くない?」って思いませんか?でも…、それが向かない理由があるんです。

夜は一日の用事がひと段落し、視聴者が画面に集中しやすい時間帯。なので、ストーリーの詳細まで丁寧に受け取ってもらえます。

一方の昼ドラは、家事の合間に流し見されることが多いため、視線が常に画面へ向いてるとは限りません。

人間関係の理解が前提となる恋愛ドラマは、途中から見ると状況がつかみにくく、気持ちが入りづらくなってしまいます。

逆に、指輪をした中年男性が若い女性と夜の街を歩いていれば、前後関係なしでも「ドロドロ沼」だと理解できる。つまり昼ドラは「この時間帯」に合わせて独自に進化したドラマ。

恋愛ドラマは太陽の下では生息できない ─ だから、昼は恋愛ドラマを見かけないんです。

 

朝ドラは近代で大河は戦国ばかりな理由

朝ドラは近代で大河は戦国ばかりな理由

ところで、NHKの朝ドラは大正〜昭和初期の近代、大河ドラマは戦国時代が多い気がしませんか? これは放送される時間帯との相性で選ばれてきた結果です。

朝ドラは一日の始まりに放送され、家事や身支度をしながら見られることが多い時間帯。そのため、激しい対立や緊張感の強い展開よりも家族や仕事、暮らしに寄り添う物語が適切なんです。

大正から昭和初期といった近代は、商いや家庭を描きやすく、戦争も日常の背景として扱えるため、朝の空気に無理なく馴染みます。

一方の大河ドラマは日曜夜の集中視聴枠で、落ち着いて物語に向き合える時間帯。戦国時代は対立構造が分かりやすく、個人の決断が物語を大きく動かすため、じっくり没入できる。

つまり、時間によって作られ方が全然違う ─ それが…、ドラマ沼です。

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